伝説のボクシング映画『ロッキー』。そのDNAを継承した『クリード』。数々の死闘や因縁と、自身のアイデンティティを描き、世界中に興奮と感動を伝えてきた。そんな、映画史の中でも最も成功したサーガの新たな“物語”の始まりを告げるゴングが、2023年5月に鳴り響く!!自身のルーツに向き合った『クリード チャンプを継ぐ男』(2015年)、父・子の2世代に渡る因縁を描いた『クリード 炎の宿敵』(2019年)でロッキーのサポートを受けながら、数々の激戦を繰り広げてきたアドニス・クリード。ロッキーの魂を引き継ぎチャンプとなった彼の前に現れたのは、封印した“己の過去”だった…。シルベスター・スタローンからサーガを託された主演のマイケル・B・ジョーダンは『クリード チャンプを継ぐ男』で全米映画批評家協会賞の主演男優賞など、数々の賞を受賞し、マーベル作品『ブラックパンサー』では悪役エリック・キルモンガーが歴代ヴィランNo.1と絶賛され、一躍トップスターに上り詰めた。最新作の本作では初監督も務め、スポーツ映画史上初、IMAX(R)認証デジタルカメラでの撮影を敢行!ド迫力のファイトシーンは、更なる飛躍を遂げ、まるでリングサイドにいるかのような圧巻の臨場感を与えている。
5月17日(水)、『クリード 過去の逆襲』で監督&主演をつとめたマイケル・B・ジョーダンが待望の初来日、日本ボクシングの聖地である後楽園ホールに降臨した。およそ300人の熱狂的なファンが見守る中、和太鼓の演奏に迎えられ、真っ赤なスーツ姿のマイケルがボクシングの試合さながらのド派手な演出で登場。




『ロッキー』&『クリード』サーガの歴史を塗り替える世界中での大ヒットを「本当に言葉がでないくらい嬉しいです。皆さんが心から楽しんでくださって、いろんなことを考えてくださったりして、こういう経験ができたことを本当に恵まれていると思います」と喜び、「これからも努力を続けて素晴らしいストーリーを語り続け、映画を作っていきたいという気持ちを新たにしました。僕は人間が大好きです。自分のアートの仕事を通して、バックグラウンドがどんなものであろうと、人と人をつなげることができたら最高です」と抱負を語った。
更に世界チャンピオンに輝いた4人の日本人ゲストも登場!元WBC世界バンタム級王者で4度王座を防衛した薬師寺保栄、元WBA世界スーパーフライ級王者で2度王座を防衛した飯田覚士、元WBC世界スーパーバンタム級王者で7度王座を防衛し、日本人として初めてラスベガスで防衛を果たした西岡利晃、元WBC世界バンタム級王者で12度王座を防衛した山中慎介が各々のベルトを手にリングに現れると、会場は大盛り上がり。4人の世界チャンピオンからマイケルにベルトが贈呈されると、大きな拍手が巻き起こった。クリード特製チャンピオンベルトを受け取ったマイケルは、「本当に最高の気持ちです。ちょっとシュールな気もしますけど、彼らは現実の世界のチャンピオン。現実の聖地でレジェンドと立っていることを本当に嬉しく思います」と4人へ敬意を表した。つづけて、ボクシングの聖地に集結した4人のチャンプが、映画の熱い感想を披露。山中は、「しっかり練習されたのが伝わる、マイケルBジョーダンさんの動きに見とれてしまいました。映画の内容も『クリード』シリーズらしいシーンがたくさんあり、迫力がすごかったです。試合会場の豪華さも見ごたえがあり、本当に素晴らしい映画で、皆さんに観てほしいと思いました」と元世界チャンピオン目線で見どころを語ってくれた。最後にはマイケルと歴代チャンピオン勢ぞろいの豪華な並びでフォトセッションを行い、和太鼓が鳴り響く中、日本スタイルの“一丁締め”でイベントを締めくくった。リングから降りる際は、チャンピオンひとりひとりに挨拶。リングを下りてからも、笑顔でファンに手を振りながら会場を後にした。
5月26日(金)全国ロードショー
IMAX(R)/Dolby Cinema(R)/4D同時公開